「薬局です!」と挨拶する薬局

近所に新しく処方箋薬局がオープンした。店長の若い薬剤師さんがやる気に満ちている。駅前で人通りの多い場所なので、毎朝通勤時間、店頭に出て

「おはようございます!薬局です!」

と元気に挨拶する。きっと近所の人に覚えてもらいたいので張り切ってるのだろう。頑張ってるなあ、と感じる。だが、その挨拶に答える人はいない。

なんだろうこの違和感。と毎日前を通りながら考えていて、分かった。顧客目線ではなく自分の主張が本位になっているからだと。

薬局は本来、喜んで行く場所ではない。薬剤師さんはできればお世話になりたくない相手だ。だからもし、薬剤師さんに会いたいとすれば、病気で困ったとき、薬を処方してもらうときである。

では健康な日ならどうか?それはたぶん、自分の体を気遣ってくれたり、健康や食べ物のアドバイスをくれる薬剤師さんだと思う。

以上のことから、顧客目線に立った挨拶はこうである。

「何かお困りのことはありませんか?」

「今日も元気にいってらっしゃい」

そうすればきっと、用事がなくてもここの薬局に来る人も増えてくるのではないだろうか?